きゃつの場合、サラリーマンのお小遣いで投資活動をしています。15年も継続していると沢山失敗し、それを糧に同じ失敗を繰り返さないように注意する事で投資判断も少しづつレベルアップしています。また仲間からは「それ、小遣いじゃない金額だよ」と言われたりもします。仕事と投資に集中して生活してきましたが、自身の目標金額まで資産形成は出来ていませんし、アメリカの大統領のお陰で中国株も安く放置されているので現在も持ち金が貯まれば全力で投資しています。
中国株の場合は基本的に株を買ったり売ったりする事はオススメしません。売る時に利益があった場合は国内同様、売却益に対して税金がかかりますが手数料も国内株に比べて高いのです。(全部で約1%程度)もし目標金額を設定していない人で資産を失うのが怖い人は、2.5倍になったら半分売ると言った事を実践するのは如何でしょうか?こうする事で残った株がどうなってもリスクはゼロになります。2単位以上の購入が必要で大きな利益が得られにくい欠点もございます。
「あの時、売っときゃよかったなー。」が口癖の人は是非とも御検討ください。これは中国株に限った話ではありません。
資産形成の目標金額を設定していない場合、例えば100万円が2億円ぐらいになる事を妄想します。200倍になるには具体的に各銘柄がどの位の株価になるのか?その為にはEPSとPERはどの位になるのか?過去5年の決算発表と照らし合わせたら、有り得ない数字になる事は目に見えています。
後、何故2億円が目標なのか?も考えた方が良いです。妄想している人は何となく2億円と言っている事が多いです。
目標を明確にした場合、その目標に対して進捗も確認できます。多くの企業は10年長期計画とか言って10年後の会社の成長を株主に発表しますが、大体3年ぐらいで目標自体を変える事もあります。株式投資は個人の責任なのですが目標は変えない方が良いです。足らなければ追加投資すれば良いし、目標に到達する事が極めて困難な銘柄は損切りしてでも売却し銘柄を入れ替える事も考えられます。
目標金額を設定していなければ株価ばかりが気になって現状も分からなくなり、2倍程度株価が上昇している銘柄を売って業績が悪くて3割ぐらい株価が下がっている銘柄を塩漬けにする事も見られますが、これこそ最も株で損をする源です。
自分も含めて株式投資は素人ばかりですので、より細かくあらゆる角度から分析する事が資産形成には重要なのです。