サラリーマンの小遣いでも中国株投資は不労所得が得られる byきゃつきゃつ

中国株小遣い投資で資産形成記事を掲載。1969年生まれ節約投資は2004年から。正直な投資経過を記事にします。破滅か自由を手に入れるか。投資は自己責任でお願いします。このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

【ピックアップ】浙江高速道路2023年 本決算考察

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 きゃつのブログへようこそ。今回は浙江高速道路の決算について掲載します。本銘柄は昨年、株主割当増資を実施し株式発行枚数が1.38倍に増えました。新たに発行される株式は、既存株主が1株当たり4.06HKドル(当時の終値5.98の32%プライスダウン)で持ち株の38%まで買えるのです。これにより会社は61億元を既存株主から調達する事となります。1株当たりの価値(EPS)は、その分落ちるので権利落ち日には株価も下落します。尚日本人は日本の法律で有償増資に応じることは出来ませんがライツイシューの場合、権利を売却することは出来ます。

 


 このままだと株主は丸損なので会社側から資金を集める代わりに2023年から25年までの配当性向を75%にするとの発表がありお互いWin-Winとなる様な提案もありました。

 


上記の発表を元に2023年純利益が2022年と同額の場合EPSと配当を下記に示します。

浙江高速道路 2022年12月期末決算(参照)
EPS:1.238元→0.897元(38%発行枚数が増える為)
期末配当:0.375元→0.672元(0.897×75%)
日本人は有償増資に応じれないのですが、きゃつは上記をシミュレーションして昨年後半と今年に入って新NISAも含めて集中追加購入しました。また数人の株仲間にも強く推奨して(自己責任で)購入を促しました。

 

 

 上記を踏まえて2023年本決算発表を考察します。☆は売上、純利益、配当で最大3つ

2023年12月期 本決算☆(売上高)
売上高:16,965.0 純利益:5,224.0(0.9%増) EPS:1.129 期末配当:0.32

 

 ・・・あれ?減配?なぜ?。後EPSの数字も予想と違う・・・僕の勘違いだったのかな?とおもったら26日直後の株価はブラックスワン状態(16%下落)多くの投資家が減配に落胆した様ですね。

 


 この銘柄はコロナ時にも減配しなかった点で評価していましたが、今回の決算は理解できない内容が多くて今まで精査を実施してました。株価急落について会社から正式に発表は無いのですがアナリスト(と思われる)から記事を見つけましたので抜粋して下記に示します。

 

・2023年末に株主資本が38%増加した事を考慮すると0.32の配当(15%減)は理解できる。
・年末に資金調達(11月から12月)を行った事も有り業績のプラスにはまだ貢献していない。
・親会社の年間利益の具体的な部分は今後の年次報告書で開示される予定。

 


 と書かれてました。また個人的見解ですが2023年本決算のEPSが予想よりも下落していない点からも株主割当増資による数字の影響はこれから反映していくのかもしれませんね。現在の所、配当性向については否定なコメントも確認できませんでした。

 

 と言う事で、今のところの小生の判断は様子見。ニュースと決算には引き続き注目していきます。ココからの追加投資も見合わせます。

 

 次回は本決算を複数考察していきます。

 

 

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