当たり前の事ですが、
株価は売買時、買いたい人が売りたい人がより多かった時が上昇しやすく、売りたい人が買いたい人より多かった時は下落しやすいです。
買い注文を出しても、世界中の誰も売ってくれなかった場合は取引が成立せず買えません。売る時も同様です。この時は値段(株価)は付きません。
株価の上下を美人投票とか人気投票等で表現する人もいます。
株価は業績に関係なく日々変化しますが、長い目で見ると業績が向上し増配されると人気が出てきて株価は自然に上昇します。
投資ファンドが銘柄を組み入れる際には大企業、有名企業ばかりが組み入れられますので業界最大手企業の方が株価の安定度は高いです。しかし爆発力はありません。
全くの無名企業が、業界最大手になるまで業績を伸ばせば投資ファンドにも組み入れられるようになり、無名企業時代に投資出来ていれば、株価が100倍になる事も決して夢ではありません。滅多にありませんが。
一方、業績(売上高・純利益)はその年のトレンドで毎年上下します。
経営陣が、どんなに優秀でも事業内容に廃りがあれば事業内容の方が勝ってしまいますので業績は悪化します。
事業内容が素晴らしく経営陣が優秀で誠実であれば、業績は一段と向上します。
つまり業績と株価は長い目で見れば連動しますが短期的には業績が悪くても株価が上がる事(あるいはその逆)は十分にあり得るのです。
世界の有名な投資家は、事業内容が素晴らしく経営陣が優秀な企業をその時人気がなくなった時に投資する。人気が無くなるまで何時までも待つ。
との哲学があります。
優秀な投資家は、リーマンショックが起きた時などは、100年に一度のチャンスと判断し投資活動を加速させています。
一方で大多数の一般投資家はリーマンショック時には損切りする事もなく安定株主に変貌し、難平投資に踏み切ることもありません。これでは株式投資で大きな成功が得られる可能性は低くなってしまうのです。
例えば業績に影響の無い会社が、米中貿易摩擦で株価下落した時は、チャンス到来!!と判断するべきです。買うタイミングは底値でなくても良いのです。
あなたは米中貿易摩擦が長引いている今、中国株か米国株に投資するチャンスを狙ってますでしょうか?それとも怖くて投資を見送るでしょうか?
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