一時期の日本株の場合、新規上場銘柄(IPO)に対する注文が殺到し、抽選で当選した人が株を買う。このブームもありました。IPO銘柄は上場後殆どの銘柄で株価が上昇したのです。(興味が無いので分かりませんが、今でもあるのかな?)
きゃつはIPO銘柄は原則、投資はしません。何故なら経営者が誠実であるかが全く分からない点とIPO時は割高(高PER)の事が多いからです。
経営者が誠実かどうかの定義についてココで、自分なりの考えについて掲載します。
*経営者(経営陣)は会社の発展を第一に考えなくてはなりません。自分の利益等を優先している様では失格です。また正直である点も重要です。不利益な出来事があっても自分の進退に影響があっても隠ぺいは厳禁です。
会社の繁栄に尽力して頂いている従業員とその家族の事を一番に考え、会社の成長に最大限の力を発揮できる人かどうか?経営陣の能力は重要ではありますが、事業内容が悪ければ、いくら能力があっても事業内容の方が優勢になりますので、きゃつは能力よりも正直(誠実性)の方を重要視します。
そして従業員の満足度が高い会社で無事成長した場合はキチンと株主にも還元できるかどうか?
きゃつの場合、経営者が誠実であるかどうか?は上記の点で判断します。
世界No.1投資家(あの人しかいませんが)の著書に下記の記載があります。
「現実を良く見ると、新規公開株は会社の一番良い状態の時に行われる。」
中国株の場合、新規公開銘柄では上場後、株価は大きな上昇が見られません(銘柄にもよりますが)。しかも割高の水準で上場する事が多いので、手を出しづらいです。
事業内容に興味がある銘柄でも、チェック銘柄には入れますが基本的には直ぐに投資活動には入らないように注意しています。
上場後、一定期間(少なくとも1年以上)様子を見て、ニュース等があればチェックして業績がやや低下した時に経営陣はどの様な対応をするのか?信頼が出来るかどうかを、見極め時間が必要だと考えております。