きゃつのブログへようこそ。前回のブログの続きです。損する理由・共通点です。
②株価とチャートばかりを気にしすぎ上昇したら利確、下落したら安定株主。
投資家あるあるですが、今日は株価が上がって資産が増えた。とか昨日は米国の株価が下がったので日経平均も下がるだろう。等をやたら気にします。多くの人は株価が上がったら喜び、下がったら悲しみます。(きゃつとマンガーさんは株価が下がったら安く買えるので喜びます)気持ちは分かりますが持ち株を売らないのであれば株価は気にする必要はありません。
今日買った株を今日もしくは明日売り払ってキャピタルゲインを得る投資の場合は株価は上がった方が良いのですが、この方法勝てません。なぜか?
皆さん投資する時に猿がダーツを投げて当たった銘柄に貴重なお金を投資されますか?
答えがyesなら勝てる可能性は5分5分です。なんの思い入れも無く投資されるので抵抗なく売却も出来ます。
答えがNo。自分で厳選して株価が上昇しそうな銘柄へ投資する場合の勝率は20%。
時間をかけて調べた上で貴重なお金を投資した場合下記の様になります。
(利益)株価が購入時より20%上昇→言った通りだ。マダマダ上がる。
(利益)株価が購入時より30%上昇→予想通りだ。そろそろ売ろうか。
(利益)株価が購入時より40%上昇→即売却。
(損益)株価が購入時より20%下落→おかしいな。こんなはずは無い。ホールド。
(損益)株価が購入時より30%下落→見るのをやめて放置。その後チェックしなくなる。
どんなに勉強しても一般人の投資成績は10銘柄投資して(利益)4銘柄:(損益)6銘柄がいい所です。投資銘柄が長期間成長した場合は30%の利益でも十分資産形成が可能ですが、損する人の特徴は、その30%の銘柄は4割ぐらい株価が上昇した所で売ってしまいます。
つまり損する投資家は
株価が上昇→売却。
株価が下落→安定株主に変貌。
こうなるとボロ株集めになってしまいます。
安定株主の後、株価が復活しても多くのケースで-20から10%の時点で売却し、更に株価が下落したケースでは放置を継続するか、-50%以下で叩き売りを実施します。投資判断が誤っている原因は追求せず次の儲かりそうな投資に目を向けます。
最安値で買って最高値で売った時の妄想・イメージばかりを気にして株価が下落している時に「まだ下がりそうだ。」と判断して投資出来なかったり、買った株が上昇して売りたいが「売った後に更に上がったらどうしよう。この会社は将来有望だからマダマダ上がる。」と言った乏しい根拠で売れない人も多いです。
上記のような少しでも得したい欲望心理を抑える事が出来ない人が多いので損をしているのですが気付いていない人も多く特殊能力を持った一部の人の餌食になるのです。
まだまだ続くよ。