サラリーマンの小遣いでも中国株投資は不労所得が得られる byきゃつきゃつ

中国株小遣い投資で資産形成記事を掲載。1969年生まれ節約投資は2004年から。正直な投資経過を記事にします。破滅か自由を手に入れるか。投資は自己責任でお願いします。このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

【投資日記】長安汽車(深圳B株200625)編

長安汽車重慶市に本社を持つ中国の自動車メーカーです。
2004年、今後中国でマイカーブームが到来すると勝手に予想し、自動車産業について必死で調査を開始しました。当時中国では中国国産メーカーよりは外資系(アメリカ、ドイツ、日本等)のメーカーが強く、上海汽車第一汽車東風汽車等ビッグ3と言われるメーカーもフォルクスワーゲン日産自動車トヨタ自動車などの外資系メーカーの車を作って提携している事で収益を得ていました。


今後は中国国産メーカーも外資系メーカーの技術にキャッチアップする。日本、ドイツ、アメリカ、韓国では各国内で走っている車は国産メーカーが結果的に強い。きっと今後の中国市場は中国国産メーカーが台頭する。と考えた私は、オリジナルブランド開発に力を入れている国内メーカーを徹底的に探しました。


その結果、特許出願数などが多く、いち早く中国国産でハイブリッド車も開発していた長安汽車が目に留まりました。当時、長安汽車は日本のスズキ自動車とマツダ自動車、フォードモーターと提携しており、小型乗用車を主力としていました。
中国自動車メーカーとしては3大、3小、2微に分類されて2微の一つが長安汽車だったのです。2003年末に株価は13HKドル迄上昇しましたが、2004年に株価は下降してしまいました。


チャンス!とばかりに5HKドルを下回った時に4000株購入と4HKドルを下回った時に5000株、6000株とナンピン買いを実施しました。しかし下げは止まらず2.2HKドル迄下がりましたので、その時思い切って11000株追加購入しました。

 

2003年時、長安汽車はスズキ自動車のアルトが主力で販売も絶好調。小型車メーカーの代表的な位置づけだったようですが、排ガス規制にアルトが引っ掛かり2005年の業績は右肩下がりになっていたのを後から知りました。(この辺りが初心者でしたねー)


ただ長安汽車は、開発に力を入れている。利益は激減しましたが売り上げ高は横ばいだった。利益が激減しても無配は1回もなかった。(1回だけ株配のみの時あり)事から 経営陣は誠実と判定し、このまま持ち続ける事にしました。


その後、少々時間はかかりましたが、この予想は当たりまして、中国国内メーカー別の販売台数ランキングで国内メーカー1位を獲得するまでになりました。(全体では5位)しかし2017年、吉利モーターに抜かれ2位になり2018年では更に販売台数が落ち込みが予想されましたので2018年9月に6.3HKドルで持ち株全て売却しました。

 

10年以上保有していましたので配当金(手取り)だけで投資金額を上回る現金が得られ、更には売却益も発生しましたので結果的には得をしましたが、ピーク時の株価は24HKドルを超えていたので、売り時の難しさと自動車産業の波の激しさを痛感しました。

 

この様な反省も、何時、どの銘柄を、いくら(価格)で、何株、買ったかを細かく記録しておくことで役に立ちます。

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