毎年恒例のきゃつ的イメージ漢字を例年通り早めに発表します。1年は早いですね。もうこの時期ですか。悔いのない楽しい人生を送りたいものです。2019年の主観的イメージ漢字は即決で「 削 」。2020年は悩んで「 混 」でした。今回は第三回目の掲載です。
2021年の個人的イメージ漢字は比較的簡単に決定しました。「 泡（あわ） 」です。
①オリンピック開催はバブル（泡）方式が採用され、コロナウイルス感染防止措置が取られましたが残念ながらこの時期はデルタ株による第5波で過去最高の感染者数となりました。
②希望退職を実施する企業が止まらない。R（令和ではない）元年からR2年は2.6倍に急増した人員削減でしたが、今年は2020年より3ケ月早い3月時点で1万人を超え、実施企業数も50社を超えて2009年のリーマンショック後以来の高水準です。これは氷山の一角で中小企業など表に出ていない失業を含めると凄い数になるのでしょうね。正に職業が「 泡 」となり消えつつあります。来年ももっと増えるのでしょうね。
③日経平均がバブル経済時の1990年8月以来、31年ぶりの高値で日経平均は3万円を超えました。ただ日本企業の売上・純利益およびGDPが全体で増えた訳ではありません。②で述べた通り雇用不安が解消され国民が好景気を実感している訳でもありません。国の借金が減少し減税の兆しも全くありません。株価が上がっている理由はアベノミクスと言われる政治戦略で年金機構とか日銀に強制的に株を買い占めさせている為の上昇と推察しています。個人的には「 泡 」にしか見えません。
④仮想通貨の過熱についても同様です。2021年1月1日に1ビットコイン300万円を超えて、バブッてるなー。と感じていましたが、11月時点で700万円を超えています。仮想通貨自体については後日個人的な見解をブログで掲載する予定ですが、こちらも「 泡 」にしか見えません。
⑤2021年はコロナウイルス第4、5波が起きました。特に第5波はオリンピック開催を契機に一気に毎日感染者が2万人を超えましたが、9月に入ると謎の激減。個人的にはワクチンの普及とウイルス側の変異による感染力の弱体化と考えていますが詳しい証拠はない。正にウイルスの「 泡 」。
上記から2021年主観的イメージ漢字は「 泡 」に決定しました。ただ個人的に「 泡 」は経験しませんでした。来年はどんな年になるのでしょうかね？
皆さんのイメージ漢字は決定しましたでしょうか？
