2006年頃、ワインとビール銘柄に注目していましたが、考える事は誰も同じで既に割高な株価を示していました。
2008年3月、サブプライムローンが焦げ付いた時に株価が下落し始めると、ワイン銘柄が下がり始め、やった!とばかりに飛びつきました。
下記の2つの銘柄に投資しました。
・張裕ワイン(200869)35.7HKドル(分割後)
・王朝ワイン(00828)1.8HKドル
「中国人だから紹興酒、白酒、老酒ばかり飲んでいる時代から変化してビール、ワイン等が、流行る時代も来るに違いない!」
「コーヒー、コーラが日本で飲まれた様に、中国でも美味しいお酒、飲料は必ず流行る!これからも伸びるはずだ!」
と考えた愚かな、きゃつはこれから訪れるリーマンショックなんか、知る由もなく上記2銘柄を買いました。特に張裕ワインは中国No1ブランドで非常に優良企業でしたので購入金額は多めにしました。
結果はリーマンショックでの株価下落だけなら問題なかったのですが、中国政府の特に官僚による贅沢禁止令(だったと思います)によりワインが一気に売り上げを落としてしまいました。
先日紹介した食料品銘柄ほどではありませんでしたが、株価は軟調でした。
張裕ワインはその後の利益は現在でも横ばいで、株価も軟調でしたので2018年9月に18.85HKドルで売却を決断、配当を差し引いて約18万円の損切でした(´;ω;`)因みに2019年6月12日現在の株価は16.27HKドルです。
王朝ワインは決算発表の遅延をきっかけに取引が停止され、2013年3月から6年間も資産が凍結されています。このまま株券が紙切れになったと仮定して約26万円の損失となります。(この銘柄は倒産の危険性もあります)
今回は数十万の損害で済みましたが、中国政府、恐るべしですね。王朝ワインは論外として張裕ワインは良質なワインを生産していましたので意外な結果でした。
割高な時期に手を出してしまった点は反省点です。
投資した段階では既に中国の人々は沢山ワインを飲まれている事も勉強不足でした。
投資にはリスクはつきものですがリスクを上回るリターンもありますので、怖がらずに勉強しましょう。
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