皆さん、中国で漢の時代に司馬遷が2年間、旅して書き記した歴史書「史記」はご存知でしょうか?時代は紀元前88年から90年ぐらいです。
ご存知の方も多いかと思いますが、この時生まれた数々の言葉が今でも使われています。「馬鹿」「国士無双」「完璧」「連城の値」「刎頸の交わり」「左遷」これらの言葉は皆さんご存知ですよね?
紀元前に司馬遷により書き記されて生まれた言葉で日本で今でも使われています。
この史記の中で書かれた第一章にお金の話があり、大体このように記されています。
「お金持ちになるには、職業の種類で決まることはない。お金持ちになるには、①倹約である事。②勤勉である事。③奇策がある事。この3つの条件が必要である」
これを見た時、私は大きな衝撃を受けました。
すごくないですか!?
2000年以上前ですよ!
日本では文字もなかった時代です。
①と②は努力次第で全ての人が実行できますが、③に関しては非常に難易度が高いと考えます。ところで「奇策」とは皆さんはどういう意味があると思いますか?
私も何となくしか分からなかったので辞書で調べたところ、
「人の予想もしない奇抜なはかりごと。奇計。」とありました。
つまり誰もが考え付く事を実施しても金持ちにはなれません。人が考え付かなかった事を実施する事がお金持ちになる近道なのです。
仕事で成功する為にも必要なスキルかもしれません。
ただ、残念ながら自分では奇策と考えて行動しても全く見当違いで失敗する事が多いので大多数の人はお金持ちにはなれません。
この2000年以上前に既に記されている事が、当時の私が考えている事とピタリと一致したので大きな衝撃を受けたのです。
当時は投資銘柄を本などで推奨されている銘柄ではなく、全ての上場銘柄から業績が向上しそうな銘柄を自分で探していた時期でした。
本にもブログにも、カリスマ投資家も注目されていない成長銘柄は何処だ!
をテーマに銘柄を選んでいた時期でした。
この記事を読んだ時、ますます銘柄は自分で成長銘柄を発掘しなくてはダメだ!と自分に言い聞かせて実行しました。
ただ私の場合は先見の明が乏しい為、奇策が・・・上手くいきません。
自分的な奇策と考えた投資銘柄と、その結果等について具体的に次回は記載する予定です。
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