サラリーマンの小遣いでも中国株投資は不労所得が得られる byきゃつきゃつ

中国株小遣い投資で資産形成記事を掲載。1969年生まれ節約投資は2004年から。正直な投資経過を記事にします。破滅か自由を手に入れるか。投資は自己責任でお願いします。このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

【中国株基礎知識】有償増資の是非について(その2完結編)

 

 

きゃつのブログへようこそ。珍しく2日連続の投稿となりますので有償増資について気になる方は昨日のブログもチェックしてくださいね。

 


中国株で株主に対する有償増資は4種類あり全てで日本の証券会社経由で投資した場合、権利行使は不可能です。会社が資金を調達する方法は他にも色々あります。中国本土(A株)への上場が代表ですが、何故A株上場に対しては触れずに有償増資のみ警戒しているのでしょうか。

 


きゃつが17年間中国株へ投資して業績とか有償増資を実施している銘柄をチェックしていると有償増資を短期間で複数回実施している会社はその後の業績は大きく悪化している事が確認されました。
①亨泰(00197)2012年、2014年、2016年実施
②中国緑色(00904)2014年、2015年実施
が代表です。また1回のみの有償増資でも大生農業金融(01103)2014年実施も同様に業績悪化が継続しています。これらの銘柄は大損でしたが即売却しました。

 


同じ増資でもA株上場には知名度向上の目的もあり、こちらは問題なく成長している銘柄も多いです。増資しなくても十分成長できる会社も多い中、どうしても新規事業開拓で資金が欲しい場合、複数回増資が必要でしょうか?15年に一度程度だったら納得できますが。

 


・・・と言う結論に達して新たに投資する場合は過去15年以上、有償増資の回数も調査する様になりました。あくまで中国株投資で、きゃつ流の投資哲学としてご理解いただければと存じます。一方で下記のような事例もあります。

 

 

 

2017年11月15日 必痩站(01830.HK)は中国本土とマカオで美容サービス事業について、中国本土の証券取引所へのスピンオフ上場を検討していると発表した。現時点で正式な申請はしておらず、進展がありしだい情報を開示するという。

 

正直このニュースはショックでした。沢山投資している銘柄でこの増資の恩恵は受けらないばかりか今後中国市場での成長も関係が無くなりますよね・・。1年後のニュースが下記です。

 


2018年12月17日 必痩站(01830.HK)は17日、中国本土とマカオの事業をスピンオフし、中国本土の証券取引所に上場させる計画に関連して、現物配当や株主優先募入(プレフェレンシャル・オファー)は実施しない方針を明らかにした。
中国本土の現行法規によると、適格海外機関投資家(QFII)などを除き、海外投資家(非居住者)はスピンオフ上場した株式を買い付けることができないと説明。必痩站の株主は大部分が海外投資家であることから、現物配当や株主優先募入は実施が困難という。
このため必痩站は、スピンオフ上場に際しての現物配当や株主優先募入の免除を香港証券取引所に申請し、すでに許可されたと説明している。
*現在は「 完美医療 」に名前が変わっています。

 


この事例以降、経営陣のステークホルダーに対する誠実性が理解でき大量・頻回に追加投資を実施して現在に至っております。

 

mitsurublog さん、御参考頂けますと喜びます。

 

 

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