サラリーマンの小遣いでも中国株投資は不労所得が得られる byきゃつきゃつ

中国株小遣い投資で資産形成記事を掲載。1969年生まれ節約投資は2004年から。正直な投資経過を記事にします。破滅か自由を手に入れるか。投資は自己責任でお願いします。このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。

浙江高速道路(00576)株主割当増資(計画)について

いつもご利用有難うございます。byきゃつ

 

 

 

保有銘柄の浙江高速道路が23日、株主割当増資を計画していると発表しました。内容は下記の通り(公開資料も御参照下さいね。)


・株主割当増資の種類:ライツ・イシュー
*日本人は規制に基づき応募不可。権利の売却は可能。
・調達金額:最大65億元
・割当比率は10株に対して最大3.8株


調達金の使い道
①既存の高速道路の再建・拡張プロジェクトの費用、②流動性の補充や借入金の返済などの日常業務費用に充当し、当社グループの中核事業である高速道路事業の持続的発展と事業成長を支援するとともに当社と株主がウィンウィンとなるような形で活用する予定です。


ライツ・イシューの実施を前提として、今後3年間(2023年~2025年)に提案する当社の年間配当金は、当該年度に実現した分配可能利益(中国会計基準および香港会計基準に基づいて作成された財務諸表に示されるもの、いずれか低い方)の75%を下回らないものとする。

以上

 

 

 

有償増資そのものは良い事でも悪い事でもありません。出資者からお金を集めて事業を展開するのか?銀行などからお金を借りて事業をするのか等等色々な方法があります。問題は集めたお金を、どう運用するかです。本当にウィンウィンの状況が作れるかどうかは経営陣の能力です。この辺りは元々収益性の高い業種の為、楽観的に見ても大丈夫かな?(主観ですが)

 


新株発行する事は当然1株当たりの価値は下がります。今回の事例では下記の様になります。

 

・株式発行枚数:約43.4億株→約60億株(最大で約16.6億株増資)
・EPS(1株当たり利益):1.238元(2022年)→0.897元
・公募価格は未定ですが、最大65億元の資金調達とした場合、3.91元(約4.3HKドル)
・日本人は応募不可ですが売却は可能です。但し税金、手数料も引かれて更には公募価格より低く売却されたような気がします。(過去の経験で主観ですが・・)

 

 

注目はココです。有償増資が実現された場合、2023年から3年間純利益の75%を配当します。との事で、配当は下記になります。(2022年と同じ業績だった場合)
1株当たり配当:0.375元→0.672元(0.897×75%)

 


注意:未だ計画なので上記の通り実施されるとは限りませんが、実施されたとした場合は現在の株価(5月26日時点:5.86HKドル)で買いなのか?売りなのか?ステイなのか?チャンスなのか?

 


個人的な意見ですが、チャンスに見えますね~。皆さんは罠に見えるでしょうか?少なくとも売りは無いですが追加投資するかどうかは検討中の今日この頃でした。

 

*将来はどうなるか誰も分かりません。投資は自己責任で実施してくださいね。

 

 

 

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