きゃつのブログへようこそ。
成長(個別)株投資を実施した後、翌日には順調に株価が上昇し、あっという間に2倍、3倍になる、と言った妄想をします。しかしそうは問屋が卸さずに上がるどころか逆に1割以上下落する事も、しょっちゅう起こります。
カジノを例に取りますが、
・1万円を元手にルーレットでプレイし1万8千円になりました。
・その後外れが続き手元には1万2千円になってしまいました。
・この時、最高額だった1万8千円まで戻すようにプレイする人が多いです。未だマイナスでは無いのですから。
・続けているうちに理性を失い元手が8千円になってしまいました。
・この時脳裏に浮かぶのは、「1万8千円の時点で辞めときゃ良かったな」です。
そして1万円のチャラになるまで。と気合を入れて更に続けます。
無事1万円までチップが返ってきました。やれやれ・・とばかりにチャラで終了。
こういった人間心理は株式投資でもよくある事で、結局株価ばかりを見て上がったー、とか下がったー。で一喜一憂します。(気持ちは分かります)
特に投資信託の場合100種類以上に分散投資されていますから全ての銘柄の株価をチェックする事は不可能で、結局日経平均とかで評価します。
株式投資で本当に成功する人は投資した後の株価は気にしません。投資した後の業績推移と経営陣が誠実な商いを継続して実施しているか。を重要に観察します。
「株価は毎日チェックする必要は無い。ダイエットしている人が1時間おきに体重計に乗っているようなものだ」と著名な投資家の本にもしっかり書かれています。
株価ばかりを気にしているとルーレットでお示ししたように銘柄評価の感覚がずれてしまいます。
投資後に多くの人が取ってしまう行動です。80%の損をする人にならないようにする為には別の行動を取りましょう。きゃつは下記の行動を実施しています。
・投資した時の日時と金額は詳細に記録しています。
・投資する時点で少なくとも3年前からの業績推移を記録しています。
・投資した後の業績推移は中間解析を含めて全て記録しています。
・投資後の業績に対する配当も手取りベースで記録しています。
・投資銘柄のニュースチェック。(経営陣が誠実であるかを確かめる為)
・失敗と判断した投資に対して見切りをつけています。(同じ失敗を繰り返さない為)
前回のブログでは銘柄選びについて掲載しましたが、自分で選んだ銘柄は上記をしっかりとチェックする傾向がありますが、本で見た銘柄とか他人推奨の銘柄などでは株価のみチェックする傾向があります。また銘柄選択では失敗事例も多く発生するので、経験値も上がってきます。
銘柄は自分で選択して投資した方がリターンは大きいですよ。