サラリーマンの小遣いでも中国株投資は不労所得が得られる byきゃつきゃつ

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全人代発表の2024年GDP5%成長はアメリカの圧力と不動産不況等で無理なのか?

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 きゃつのブログへようこそ。3月の全人代で李強首相が実施する政府活動報告で2024年のGDP成長率は5%前後と発表されました。これに対し不動産不況とアメリカの制裁による課題で5%の成長は不可能だ。とか中国は経済が不調などの報道が散見されていますが実際はどうなのか?今回はこちらを紐解いてみたいと考えます。

 


 まず3月(全人代開催)当時、他専門機関の予想はどうだったのでしょうか?アジア開発銀行では4.8%の成長と見通し、IMFでは4.6%と予測しました。ゴールドマンサックス4.8%、シティグループは4.6%と予想され、全人代の予想とほぼ一致していました。それらを踏まえて1-3月の結果を見てみましょう。

 

 


 中国国家統計局が16日に発表した統計によると、今年第1四半期(1-3月)の国内総生産GDP)の速報値は29兆6299億元(1元は約21.3円)となり、不変価格で計算すると、前年同期比5.3%増加し、2023年第4四半期(10-12月)より1.6%増加した。

 


 第1四半期、社会消費財小売総額は12兆327億元で、前年同期比で4.7%増加した。全国固定資産投資(農家を含まず)は前年同期比4.5%増加、物品輸出入総額は前年同期比5.0%増加した。全国の都市部調査失業率の平均値は5.2%で、前年同期比0.3ポイント減少した。生産需要は安定の中で増加した。

 

 

 

上記に(政府の)作為はあるのでしょうか?中国以外の金融機関記事も掲載します。

 

 


 ゴールドマン・サックスシティグループはこのほど報告書をそれぞれ発表し、中国経済は2024年に好調なスタートを切ったとして、中国政府が設定した「5%前後」のGDP成長率の目標が達成可能と予測するとともに、24年通年の中国のGDP成長率の予測値を上方修正した。うちゴールドマン・サックスは4.8%から5.0%に、シティグループは4.6%から5.0%に引き上げた。

 

 ゴールドマン・サックス研究部マクロ経済チームはこのほど発表した報告書で、「中国経済の今年1、2月のデータは全体的に予測を上回り、3月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場の予測を上回った。このほど高頻度で発表されたデータは中国経済の強靭性を示した。そのため、ゴールドマン・サックスは、中国経済の成長傾向に対する評価を見直し、中国の実質GDP成長率の予測を調整した」とした。

 

 ゴールドマン・サックスの報告書は、「中国の3月の製造業PMIは50.8で、前月より1.7ポイント上昇した。また非製造業景況指数が上昇を維持した。これは、中国経済の持続的な安定化及び回復を示している。消費の面では、今年の清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)連休中の1人当たり観光支出は19年同期の水準を上回った」としている。

 

 シティグループ中華圏の余向栄チーフエコノミストは研究報告書の中で、「今年の初めから、中国の輸出及び工業生産が大幅に回復している。3月の製造業PMIの実績は心強いものだった。新たな安定成長政策の実施が加速している。関連政策を見ると、中国政府は大規模な設備更新と消費財の下取り・買い替えを推進している。1−2月の全国一般公共予算支出はすでに年間予算の15.3%を完了し、近年の同期では最速のペースとなった。このほか、中国政府はビジネス環境最適化と対外開放推進のより強いシグナルを発した」と分析している。

 


 その他にもモルガンスタンレー:4.2%→4.8%に上方修正されてますね。中国政府作為の数字とは書かれていませんね。

 


 まだ1-3月の結果なので最終的にどうなるかは分かりません。特にアメリカ大統領選挙の結果によっては・・・。ただ出だしは好調の様ですね。

 

 

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