byきゃつきゃつ
昨日に続いてカントリーリスクについて掲載します。
中国株を買う時に日本人(私を含めて)の方はカントリーリスクを恐れる傾向があります。特に投資の初心者で年齢が高い人は、天安門事件とか尖閣諸島問題による中国人デモが日本で多く報道された為、中国に対する印象が悪いのも事実です。
日本も1960年と70年に安保闘争が起こっています。他の国でも同様の事件は起きているのです。国の教育レベルでそれぞれ価値観と考え方等は違ってきます。例えばサービス精神旺盛な日本では、お客さんが求めている物を持ってきてくれます。中国では欲しいものは、あそこにあるから自分で持っていきな!と教育されます。それぞれの文化なので、どちらが正しいとは言えないのです。
日本人も中国人もアメリカ人も同じ人間です。日本人が中国で育ったら中国人になりますし、中国人がアメリカで育ったらアメリカ人になるのです。各国の教育と歴史等で文化が変わっているだけなのです。但し経済成長に関しては各国の教育と勤勉性は非常に重要なので投資を敬遠する国と積極的に投資したい国に分かれます。
次に中国人は信頼できない。との声が多くありました。これは最早カントリーリスクではありません。何を根拠に日本人は誠実で中国人は不誠実と考えているのでしょうか?きゃつはその様な考えは全く持っていません。御自身の感情で投資判断をしない方が良いと考えます。
外国株は情報が乏しいので投資するのは勇気が必要。との声もございます。その通りです。○○有限公司と言ってもピンと来ませんよね。しかし事業内容は公開されています。その事業内容までピンと来なかった場合は投資を敬遠するべきでしょう。その事業が理解でき、将来成長すると考える場合は会社名がピンとこなかったとしても投資を検討しても良いのではないでしょうか?
きゃつの考えるカントリーリスクとは
・資源が豊富でお金には不自由しない国。
・消費税などを沢山取るが社会保障等は全国民が無料の国。
・世襲制で生まれた時から身分が決まっている国。
・教育が行き届かず国民の多くが努力をしない文化の国。
上記の国は国民が努力しません。良くも悪くも競争の無い社会に発展は無いのです。人間は何も教育しなければ楽な方を選ぶ人が大半なのです。勤勉かどうかは国によって決まるのではなく教育・制度によって決まると考えています。
浅はかな考えかもしれませんがサラリーマンの投資で資産形成を得るには株の個別銘柄に長期投資する事が最もベターな投資法だと考えております。中でも中国の個別銘柄が有望で割安で配当利回りが高い銘柄が多いと考えておりますので、このまま中国株ばかりを保有し続けます。但し無くなっても家族に迷惑をかけないお小遣い範囲です。
投資した銘柄が成長するかどうかは実際に5年、10年経ってみないと分かりません。きゃつの主張が正しいとも限りませんので鵜吞みにせずに参考程度で読んで頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂きまして有難うございました。
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