8月末で6月中間決算発表が出揃いました。早速これを受けて買い銘柄を検討し(既にある程度目星はつけていましたが)下記の銘柄を購入いたしましたのでアップさせて頂きます。今回の追加購入資金の殆どは2018年本決算の配当金と中視金橋、王朝ワインの損切の資金です。
先ずは新華文軒の2019年6月期 中間決算について
売上高:3874.3百万元(8.29%増)
純利益:579.5百万元(29.01%増)
EPS:0.47元
中間配当無し。
上記の内容でした。今年に入って売上高、利益ともに順調で今年は過去最高の数字を記録しそうです。
業務内容
2013年、中国の角川文庫もしくは講談社は何処だ?をテーマに探しました。四川省政府系で学校・学生向けの教科書や教材の販売を中心とする流通事業と書籍・定期刊行物の出版事業が柱で音楽・映像作品やデジタル出版物も発行しています。(略)
過去の実績推移について
新華文軒(香港:中国企業00811)1000株単位 決算、配当は人民元 A株上場
売り上げ 純利益 伸び率 EPS 1株配当
2008年 2,736.9 337.9 -13.0% 0.300 0.200
2009年 3,209.0 358.6 6.1% 0.320 0.280
2010年 3,724.2 436.9 21.8% 0.390 0.300
2011年 4,485.6 522.4 19.6% 0.460 0.300
2012年 4,592.1 629.3 20.5% 0.560 0.300
2013年 5,135.0 623.4 -0.9% 0.549 0.300
2014年 5,270.0 634.5 1.8% 0.560 0.300
2015年 5,582.5 652.4 2.2% 0.570 *この年A株上場0.300
2016年 6,356.1 647.4 0.0% 0.550 0.300
2017年 7,346.0 924.0 43.1% 0.750 0.300
2018年 8,186.5 932.1 0.9% 0.760 0.300
*2016年8月に上海A株市場に上場したため2015年の配当は無配でしたが
2016年の1-9月期決算で0.300の配当が出まして2010年から現在まで配当は毎年0.300人民元となっています。
決算の単位は百万人民元です。順調に増えています。
購入単価:5.59HKドル
この銘柄を追加購入した理由(優先度が高い順)
①事業内容が安定的である点
②PER:約6.6倍(2018年12月本決算時)で割安である点。
③ROE:11.3%、負債比率:57.6%で財務状況も良い点。
④A株も発行しておりA株価が12.12元で2.4倍の開きがある点。
⑤配当金が安定(0.3元)である点。(税引き前利回り:6.149%)
⑥2019年中間決算で好成績であった点。
上記の様に全てに於いて文句の付け所が無い銘柄でしたので、購入しました。浙江高速(00576)と2つに分けての購入も検討しましたが、今回は新華文軒1択の判断にしました。高速道路銘柄が複数であるので分散させたかった事が主な理由です。
(本決算時に配当が増えてくれれば有難いですね~)
キャッシュがほぼ0円になりましたが、9月中旬にはパーフェクトシェイプの配当金が入ってきます。(これは年末まで使うかどうかは未定です)
サラリーマン小遣いで素人投資家の、きゃつはこの銘柄を購入しましたが、投資は自己責任で御願いします。