きゃつのブログへようこそ。きゃつにとって最もエキサイティングな時期が6月末です。そうです。完美医療(パーフェクトメディカル:1830)の2021年3月期本決算の発表です。パーフェクトメディカルの場合、業績の状況(未監査)を常にホームページ上にアップされますのである程度の予想はできますが突然、無配の時もありましたのでドキドキです。今回はどうだったのでしょうか?
先ずは恒例の前年と上半期の決算について振り返って見ましょう。
*売上と純利益は百万香港ドル、EPSと配当は香港ドルです。
2020年3月期本決算
売上高:1240.9、純利益:284.6(13%増)、EPS:0.322、配当/年:0.34
2020年4-9月期中間決算
売上高:509.8、純利益:135.6(44%減)、EPS:0.121、配当:0.13
・直近の中間決算では香港でのコロナ感染による営業停止期間が業績に影響し減収・減益でした。後半は盛り返す事が出来たのでしょうか?
・相変わらず総利益を上回る配当を出しています。当初は何時まで続くのだろうか?と考えていましたが4年連続して総利益を上回る配当となると感覚がマヒしちゃってます。
・上場(2011年)から8年連続増配し続けていますが流石にコロナ禍の減益で連続増配記録は途絶えると予想しています。
2021年3月期本決算:単位は同上
売上高:1089.7(12.2%減)、純利益:284.6(21%減)、EPS:0.243
うーん、やはり減収減益ですか。コロナ禍でも中国本土は増収を確保しましたが最も大きい香港での減収はカバーできませんでしたね。まあドンマイです。今年以降に期待しましょう・・・・で肝心の配当は?
期末配当:0.12、特別配当:0.13=合計0.25
はあ?特別配当0.13・・・。中間配当と合わせた年間配当は0.38。正気ですか?配当性向156%ですよ。ホームページ上の発表でも9年連続増配を確立しています。と書かれていました。そんなに株主に還元しなくても・・・。こんな会社もあるのですね。
7月2日に2つのニュースも公開されています簡単に紹介しますが小生の解釈が間違っている可能性もありますので参考程度でお願いします。
・自社株買いを全て手持ち資金で法律の範囲で実施します。
・2021年4-6月の3ヶ月間での当グループ契約高(未監査)は過去最高で前年同期比31%増の420百万香港ドルでした。今後の見通しとして上半期の業績も期待しています。
・投資についてはこの発表に惑わされず慎重に判断してください。(毎回書かれてます)
オーストラリアに事業拡大したり、男性の美容にも事業拡大したり将来にも期待は持てそうです。次の中間決算も期待できそうですね。投資は自己判断でお願いします。