きゃつのブログへようこそ。
本来ならば3月末までに発表される予定でしたが、監査が遅れて発表が遅くなったようです。速報は出ていましたが、配当が未掲載でしたのでブログへの更新は見送っていました。
保有銘柄のうち最後の記載になります。
この銘柄は2004年7月、中国株を始めた当初から購入し未だに持ち続けています。2018年に沢山追加購入しました。(高かったですけど)
2019年12月度本決算
売上高:10,078.1百万元(前年比1.1%増)
純利益:4,199.7百万元(前年比4.0%減)
EPS:0.8336元
期末配当:0.46元(前年0.46元)
過去最高値
売上高:上記の2019年が過去最高
純利益:4,376.6百万元(2018年)
売上高は過去最高を更新し初めて100億元を突破しました。純利益は過去最高だった2018年を更新する事は出来ませんでしたが購入を開始した2004年当時から比べると売上高は3倍以上、純利益は4倍以上になっています。
さらに注目しているのは、
『この会社は配当を下げた事が一度も無い』
点です。2004年から需要増に対する大規模な車線の拡張工事を実施し2005年の純利益が30%落ち込みましたが配当は下げませんでした。EPSが0.13元に対し配当は0.145元のままに据え置いた実績があります。更に今まで15年以上、利益が落ちても配当だけは据え置き、利益が増えた時は配当を増やす事をずーーーーっと実行しています。
株価は高くなっていましたが2018年に多めに追加購入を決定しました。今回も4%減益でしたが配当は据え置きでした。
こういう会社は持っていても安心ですよね。ただ高速道路株は新型肺炎の影響をもろに受けますので1-3月は流石に厳しい決算になります。先ほど発表がありました。
2020年1-3月 四半期決算
売上高:963.5百万元(前年比59.2%減)
純利益:▲32.7百万元(赤字転落)
EPS:▲0.0065元
2020年最終は黒字になる可能性もありますが、さすがに配当は減りそうです。でも経営陣の誠実さ(虚偽など)は過去の実績が証明されていますので、このまま応援し続けます。
既に広東高速と安徽高速の1-3月決算が発表されていますがいづれも赤字です。こちらについても後日ブログに掲載します。株価が大きく下がるようでしたら高速道路銘柄は安定感は高いので追加購入も検討します。