どうも!きゃつです。最近ブログ更新を不定期にしています。連日新型肺炎のニュースが日本でも流れていますね。コロナウイルスの実態(潜伏期間などなど)に不明な点が多い為、感染拡大を防ごうとしていますが、それでも新たな感染者が減っていないのが現状です。早く良くなることを願っています。ファイトです。
当然、世界経済にも影響が出てきます。特に中国経済の影響は大きいでしょう。
UBS(スイス)のレポートでは中国のGDP成長は1-3月で3.8%に鈍化(3月末までに新型肺炎が終息した場合)。通期では5.4%の成長を予想。を発表しています。(2月7日)
スタンダード・チャータードは2020年の中国GDP成長見通しを6.1%から5.8%増に下方修正、全世界のGDP成長を3.3%から3.2%に引き下げ。を発表しています。(2月6日)
残念ながら世界経済への影響は回避できず、特に中国経済への影響が大きいと、きゃつも考えています。全体では上記の予想他が現時点では立てられていますが、実際に2020年が終わってみないと誰にも分かりません。
きゃつの場合、個別銘柄に投資しているので影響をモロに受ける業種とそうでない業種に分かれます。高速道路銘柄は影響が大きいと考えておりますが、これも地区によって多少の変動があります。
「新型肺炎の影響で経済が悪くなると考えているのなら、今のうちに全ての株を売った方が良いのでは?」と考えている人も居るかもしれませんが、きゃつの場合は売ったりはしません。
きゃつは、経営陣が虚偽の発表などをした時。業績不振による赤字転落で復活の可能性が低い時など会社の根幹が大きく揺らいだ時などに株を売ると決めているからです。(株を売る記事は過去にも掲載しています)
むしろ、「今のうちに全ての株を売っておいた方が良いのでは?」と考えている人の株を下がった時に買付する事を考えます。
この様に多人数の実行と同じことを自分が実行すれば株で損をする可能性が高く、その逆を実行した方が利益は上がりやすいのです。
投資する銘柄が成長企業である事に自信がある場合、株価が大暴落した場合は大きなチャンスにもなり得ます。バフェットさんもリーマンショック後に大きな買付投資をしました。ではリーマンショック時に株を売却したか?と言うとバフェットさんの投資哲学からは売却していないと思われます。
今回の新型肺炎の影響はUBSやスタンダード・チャータードが予想する経済成長よりも悪化すると、きゃつは予想しています。新型肺炎の終息時期にもよりますが、1月から現時点で感染拡大に歯止めがかかっていない現状を鑑みると厳しい状況が続きそうです。