こちらは広告です。たまには本でも読んで見ては如何でしょうか?
中国株投資を始めてから15年間、合計29銘柄に投資してきましたが、2019年7月現在で現在の保有銘柄は13銘柄です。
全ての銘柄での戦績は
勝ち(含み益と利確合計)11銘柄
負け(含み損と損切合計)11銘柄
引き分け7銘柄
であった事は6月16日の当ブログで紹介した通りです。
今回は残念ながら投資後、業績が悪化して売却した銘柄に注目してブログを作成いたします。
きゃつの売却に対する投資哲学として下記があります。
①売り上げ減少と共に利益が赤字転落した場合は株価に関係なく売却を強く検討する。
②株主割当増資を繰り返し実施された場合は売却を検討する。
③③売上・利益が増えている場合で配当比率が減少した場合は売却を弱く検討する。
第1弾は永保林業(00723)です。単位は全て香港ドルです。
2011年9月15日 永保林業を1株当たり0.315で購入しました。
2013年2月22日 永保林業を1株当たり0.077で売却しました。
実はこれが損切の始まりです。資産は3分の1以下になってしまいました。売却理由は上記の①でした。
では、その後2019年7月まででどうなったのでしょうか?また売却した資金はどうしたのでしょうか?
売却して正解だったのか?売却した資金で購入した銘柄と比較して正解だったかどうかを検証します。また上記の哲学は修正の必要があるのかどうか?も検証してみました。
先ず永保林業のその後ですが・・。
2013年3月 6株につき1株の株主割当増資実施 払込金:0.0534株
2013年10月 株式併合(6株→1株)
2014年2月 10株につき1株の株主割当増資実施 払込金:0.32株
2014年10月 6株につき1株の株主割当増資実施 払込金:0.32株
2018年10月 上場廃止手続きの第1段階へ(直前の株価は0.024ですが併合されてます)
赤字経営が継続し、投資家に有償増資をする事により資金を得ようとしましたが遂に上場廃止の手続きに入ったようです。
検証1
そのまま持っていたら・・・紙屑でした。
ただ2018年と2019年の決算は黒字転換してました。
検証2
売却した資金で他銘柄に投資しましたが正しかったでしょうか?
西蔵水資源(01115)を2.28で購入。その後2.23で売却。永保林業を持ち続けるよりは西蔵水資源に乗り換えた点は正解。
以上の結論でした。
永保林業の購入理由については基本的に自己判断です。投資判断の誤りは一定の割合で起こりますのである程度の覚悟は必要ですね。
皆様も御参考下さい。
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