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今回のブログは成長株へ長期投資の初心者の方向けに作成しております。
株を買う時に、A企業の株価1000円の方がB企業の株価100円より高いという判断は間違っています。(AとBは同業他社)
各会社で株式発行枚数が異なる為、株単価が100円でも1000円でも発行枚数が少なければ同じような業績でも株価は異なるのです。
また株の値段はその時に買いたい人が沢山いる時に値上がりしますので、その時の人気で大きく変動します。従いまして有名な大きな企業でファンドの銘柄に組み入れられる方が人気が高くなり、株価は上昇するのです。
逆に業績不振の時期で売りたい人が沢山いる時は株価は短期間で一気に下がります。多くの人が臆病なので上がる時は緩やかでも下がる時は激しく下がってしまいます。これが株式投資で損をする人が80%程度であるの理由の一つです。
では株価が仮に100円だったとして、それが安いのか?高いのか?を表す指標はあるのでしょうか?
当然、あります。それはPER(株価収益率)です。
きゃつは、PERを重要な指標の一つにしています。その他の重要な指標にROE(株主資本利益率)と負債比率がありますが、今回はPERについて御案内します。
例えば純利益が10億円だったとして株式発行枚数が10億枚だったとしたら場合、EPS(一株当たりの利益)は1円になります。(10億円/10億円=1円)
この会社の株価が100円だった場合はPERは100倍になります。
PER:株価(100円)/一株当たり純利益(1円)=100(倍)
上記でPERは決定されます。株価の上下と純利益の上下で常に変動するのです。
きゃつの場合PERの値で割安なのか割高なのかを決めています。
一方でPERが高い場合は将来的な業績向上の評価を先行して株が買われているとの見方も出来ます。つまり今はPER100倍でも将来の利益が10倍の見込みがある場合、PERは10倍まで下がりますので、それを見越して買われているのです。
PERの数値が低ければ割安とは限りませんが、将来の業績向上が見込める会社で更にPERが低い場合は、高い株価成長も期待できるのです。
次回へつづく
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